『ミスティック・リバー』(2003年、アメリカ)

すごく丁寧にちゃんと作られた映画だと感じた。さすがです。わざとらしい演出だな〜とか、あれっ、急に男らしくなった?とか、そういうひっかかる部分がちゃんと後で納得できるようになっている。犯人はわりとすぐわかるようにしてあって、それを踏まえることで、ど、どうすんの?みたいなハラハラ感が増しました。
えぐい画面や変なこけおどしは少ないのに、こ、こわ〜、、と思うシーンが多い。ショーン・ペンはいっつもキレる3秒前みたいだし、デイブ役の人の鈍そうな感じも怖い。映画がはじまったばかりのときの印象と違って、ケヴィン・ベーコンはあれで癒し担当だったのか、精神的に安心して見れるのは彼のシーンが多かった。ちょっと豊川悦司に似てる(顔が…)。
ラストの解釈は難しい。複雑です。ショーン・ペンの奥さんがいろいろ言ってることもよくわからなかった。
もう一度みたい!