『いつか読書する日』(2004年、日本)

特に期待せずに観たのだが、意外と当たりだった。主人公と自分に重なるところ多かったこともある。田中裕子のぶさいく加減が最高。長崎の町並み、主人公達が住む家(おそらく実際の住宅)を観ているだけで幸せな気分になれる。
香川照之はいつも通り素晴らしい…。彼に「バージンなの?」と聞かれたら、そんなつまらない言葉で彼と同列に引きずりおろされ、しかもとっさな反撃が難しい内容…、私だったら、もう布団の中で号泣ですよ!
相手役が岸部一徳というのもツボ。あのアブノーマルそうな感じがどきどきします。。ラストはうーん、、という感じですが…。雨の夜は良かった。
なぜか、杉本哲太と神津はづきが夫婦で出演、からみは全くなし。それにしても、全く雰囲気が違う夫婦。神津はづきはナチュラルすぎて、最後の田中裕子と1対1のシーンまで気付かなかった。絶叫する声がお母さんそっくりで、気付きました…。