『ヴィタール』(2004年、日本)

結論から書きますと、この映画は好きじゃないです。
医学生の解剖実習や献体というネタをもとに、文系の人(じゃないかもしれないけど)が、ぐちゃぐちゃと頭で考えた話…、だと感じた。不思議系美少女も、もう古いんじゃ。それともああいいうのはいつの世にも需要があるんだろうか。なんかもう、すべてがわざとらしくて、世界に入っていけなかった。
南の島で、浅野忠信と死んだ恋人が裸で楽しげに抱き合うシーンがあるのだが、肩から上だけがアップになっていて、私は初め、相撲をとっているのかと思った。あと、ドライブ中に脇見運転をするところなどなど、笑かしているのか?と疑うシーンも数々。