『オペレッタ狸御殿』(2005年、日本)

シネコンで今日が最終日なので、いそいそと。観客は3人でした。
何となーく、普通とは違う感じ、一般受けしにくい映画なんだろうな、と推測してたんですが…、私的にはえらい面白かったです。大好きです! こういう映画ばかりでも困るけど、新作でこういうのが半年に一本ぐらいあれば、日本もまだまだ捨てたもんではない、という希望がわくな〜。でも実際は、あっという間にシネコンの上映が終わってしまったようですけど。
全編、好きなシーンといっても過言ではない感じなのだが、最初の方の「グローリア!」で一気に引き込まれ、チャン・ツイィーのたどたど日本語にやられ(狸だから…、と思っていたら、唐の国から来た狸でした…)、船のシーンも好きだし、山本太郎もおいしいし、由紀さおりの「推定100歳」もいいし、薬師丸ひろ子も狸役にぴったりだし、うっかりハチベエも出てるし、お医者さんは歌うまいし(たぶん、有名な方なのでしょう…)、いいな〜。本気でもう一度観たい!
エンドロールを最後まで見守ったのは私だけでした。もったいない。もっとたくさんの人に見てもらいたい。小学校とかで上映するのに向いてると思うのは私だけか。そんなに変なシーンもないし。