『髑髏城の七人 アオドクロ』( 年、日本)

昨年、『アカドクロ』を同じく「ゲキ×シネ」で鑑賞。私の趣味ではなかったけど、さすが、そこそこ面白かった。んでまー、単純に比べて見たかったのと、『阿修羅城の瞳』の染五郎をけなす人々が舞台の素晴らしさを強調していたので、じゃ、ということで鑑賞する。
『アカドクロ』の隅々まで覚えているわけではないし、あくまで、私の趣味での比較になるが、総合的には『アオ』の方が良かったと思う。総合的、というか、主役が良かった。染五郎は年齢的にもキャラクター的にも見事にはまっていた。2人のうち、どっちが好き?と聞かれれば、それは古田新太に決まっているのだが、このお芝居に関しては染五郎
さぎりは、佐藤仁美のほうがプリプリで良かったな。あと、極楽太夫は田舎っぽい坂井真紀から急激にプロっぽくベテランっぽくなっていたけど、中間の人はいなかったのか…。良いことは良かったけど。悪役は、『アカ』同様、区別がつかない。衣装がみんな似てるから悪い!
文句はいろいろあるけど、「これぞ娯楽!」という感じで、楽しませてもらった。拍手したくてたまらなかった。しないけど。