『髑髏城の七人 アカドクロ』(2004年、日本)

劇団☆新感線』ってどんなんだろう、ということで、お試し気分で鑑賞した。
勢いがあって、テンポがよくて、細かいギャグも面白くて、人気があるのもわかる気がした。けど、私はこういう、みんな必死!一生懸命!みたいなのは苦手なのでした…。面白かったんだけど。古田新太はかっこいいのだが、もうちょっと若い人の役だと思う。初演当時はぴったりだったんだろう。
梶原善の刀鍛冶が一番好き。一番いい役(おいしい、というのか)だよな〜。「アトリエ」発言の余韻で、帰り道、幸せな気分でした。
 
カーテンコールのシーンで、本当に拍手している人がいて、そこで私は一気に冷めてしまった。興奮する気持ちもわかるけど、周りの人のことも考えて欲しい。拍手を伝える相手はいないのだし。