『醜聞(スキャンダル)』(1950年、日本)
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2002/12/21
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黒澤明監督作品。『羅生門』の一作前。三船敏郎がださかっこいい。民主党から衆院選に立候補しそうな二枚目。
三船敏郎が演じる画家は途中から脇にまわり、志村喬の弁護士が主役のような存在感を示しはじめる。自ら売り込んでいったくせに、被告側にあっさり買収され、娘の死により、やっと結審直前で買収されていたことを告白する。この弱いけれども変に魅力的な人物を志村喬が熱演している。
ラストが肩透かしだったような。裁判には勝っても、スキャンダルを消すことはできないのだー、というような終わり方をするもんだと思っていたので。