『Shall we dance?』(2005年、アメリカ)

どうせハリウッドが好きに変えてアメリカ人好みの映画にしてるんでしょ!と思ったら、意外や日本版(『Shall we ダンス?』)にほぼ忠実にリメイクされていた。しかしながら、デブキャラでさえきちんと登場しているのに、引越しのサカイの人の役はすっかり別キャラクターになっていた。日本版で印象薄かったからしょうがないけど、俳優さんは悔しいことでしょう…。
予告でチラッと見て、不安に思っていた竹中直人の役が案外良かった。すぐは気付かなかったけど、よくよく見ると『ターミナル』で空港管理責任者をやってた人。さすが。竹中直人のような気持ち悪さはなく、カッコ良さは隠しきれていませんが、いいです。お気に入りに登録。もっと彼のシーンを見たかった!彼が渡辺えり子役の人とリチャード・ギアの自宅に手紙を渡しに来るところまで日本版と一緒で、笑ってしまった。
夫婦愛、みたいなシーンでうっかりほろりとなってしまう。日本版にも似たようなシーンはあったと思うんだけど、当時はぴんとこなかった。私もおばちゃんになったんでしょう。いいことです。
リチャード・ギアも良かったし、ジェニファー・ロペス草刈民代とタイプは違うけどロボットっぽいところは一緒だったし、概ね満足しました!
 
周防監督に新作の予定がないのかが気になる。