『アビエイター』(2004年、アメリカ)

ディカプリオさんは、童顔の上に華奢なんですね…。あと何年かして、年齢を重ねて渋みが出ればいい味が出てくるからファンは心配すんな!、というような記事をたまに見かけるけど、ホントかな。女優さんもデカイ人が多いし、背が低いとそれだけ役が限定されてくる気がする。大物になりすぎちゃって、今さら性格俳優にはなれんか…。私と同じ年頃なので、何となく応援してしまいます。
映画自体は、アカデミー賞を逃したのも納得。レオ様の容姿のせいだけじゃない。ディカプリオは結構がんばっていたと思うけど(ちっちゃいのはしょうがないとして)、もうちょっとハワード・ヒューズの内面を見てみたかった。人ごみが嫌いとか、嫌いな人たちからはパッと逃げちゃうとか、難聴とか、潔癖症とか、すごく面白そうなキャラクターなのに。変に抽象的なシーンはいらない。つまらなくはないけど、決定的なところがない映画でした。