『ローレライ』(2005年、日本)

あんまり観るつもりはなかった映画だけど、『エターナル・サンシャイン』の前に一本見とこうかな、あんまり影響ないやつ(←さして面白くなさそうなやつ、ということです…。前田有一さんのサイトで「今週のダメダメ」に選ばれてたし、予告観るからにつまらなそうだったし。)、というような感じで、時間もちょうど良かったので鑑賞。
な、なんなんでしょうか…。登場人物の考え方、行動が、あまりにも現代的な感じがして、違和感を覚えた。妻夫木くんみたいな態度を艦長さんに対してとったら、ぶっ飛ばされるのではないでしょうか。海軍はそうでもなかったのか。あと、映画の最初の方で、役所さんが潜水艦のてっぺんから顔を出して、出撃!みたいなシーンがありますが、CGのショボさにびっくりしてしまった。機関車トーマスかと思った。お金がかけられなかったのかもしれないけど、大事なシーンなのに。潜水艦内部のセットは好きです。
見た人みんなが感じたことだと思うけど、あの女の子の衣装は何?石黒賢の趣味?絶対お風呂に入れないのにどーやってさらさらヘアを維持すんの?あの女の子があんなに役に立つのなら、まずナチスが離さないのでは?あの赤い液体は?…こういう細かいところって、アニメなら許せたかもしれない。さらさらヘアでも違和感ないしね〜、アニメなら。でもアニメだったら、最初から観ないか…。
と、文句をいっぱい書きましたが、よくできてる方だと思う。テレビで観たら、お得感を感じたかも。他の方のつっこみを読むのが楽しみです。