『女はすべからく結婚すべし』(島田裕巳 著、中公新書ラクレ、2004.9.10)

 

 
市の図書館が購入してくれた。
特に目新しいことは書かれていない。
「確実に、今より豊かで幸せな、そして楽な暮らしができることが保証される相手がいるのなら結婚を考えてもいいけれど、その保証がないのなら、あえて結婚する必要もない。女性たちは、そのように考えているのではないでしょうか?
ちがいますか。」
今さら大発見のように書くことかなー。
ですます体で、アホの子を諭すような文体で書かれているので、ばかにされているような気分になる。書いてあることは一般的なので、「つべこべ言わず、おのれのレベルにあった、そのへんの男と結婚してしまえば、そこそこ幸せになれるんじゃー」というクソおやじ系で攻めれば、読んで面白い本になったのではないか、と読みながら思った。
著者の本はもういいや、と思いました。